- 2025年12月30日
困難を乗り越え、再び酒を醸す能登の蔵元たち💪
今回のPOP UPでは、地震で蔵や設備が倒壊し、酒造りの継続が困難となった能登の酒蔵が、二つの形で困難を乗り越えたお酒が販売されます。
一つは、自社での醸造が難しい酒蔵と、協力蔵が力を合わせて仕込んだ「共同醸造酒」。そしてもう一つは、被災を乗り越え、自社での酒造りを再開した酒蔵が醸した「自社醸造酒」です。どちらも「酒を止めない」という強い信念のもとに生まれた、まさに“いまの能登”を映し出すお酒ばかりです。
POP UPスケジュール🗓️
イベントは2026年4月1日から5月31日まで、全国の大丸・松坂屋各店(計9店舗)の酒売場で開催されます。開催期間は店舗によって異なりますので、ぜひお近くの店舗のスケジュールをチェックしてくださいね。

会期中には、なんと蔵元や杜氏ご本人が売場に立ち、直接お客様に酒造りの背景や復興への想いを語ってくださる予定です。これは、能登の“いま”を肌で感じ、蔵元たちの情熱に触れるまたとない機会となるでしょう。ただし、復興作業と並行しての来店となるため、不在の時間帯が生じる可能性もあるとのこと、ご理解をお願いいたします。
能登の酒蔵、それぞれの再起の物語🌱
今回の企画に参加するのは、5つの能登の酒蔵です。それぞれの酒蔵が、地震で甚大な被害を受けながらも、懸命に酒造りを再開しようと奮闘しています。その一部をご紹介します。
数馬酒造(石川県能登町)
明治2年創業の老舗、数馬酒造。「オール能登産」にこだわり、「能登を醸す」を経営理念に掲げる酒蔵です。地震では津波浸水や地割れ、設備破損などの被害を受けましたが、2025年10月には再建に向けた地鎮祭が行われ、2027年夏にはすべての蔵の再建工事が完了する見込みです。未来を見据えた力強い歩みに、胸が熱くなりますね。

鶴野酒造店(石川県能登町)
1789年創業の歴史ある鶴野酒造店は、杜氏の鶴野薫子さんを中心に兄妹で伝統を受け継いでいます。地震で酒蔵、店舗、住居が全壊するという壊滅的な被害に見舞われました。しかし、「谷泉の味を残したい」という強い想いから、全国の酒蔵の協力を得て委託醸造で酒造りを継続しています。その不屈の精神に、心からエールを送りたいです。

白藤酒造店(石川県輪島市)
享保7年創業という300年近い歴史を持つ白藤酒造店。「奥能登の白菊」を醸すこの酒蔵も、店舗や事務所が全壊、設備も被害を受けました。しかし、2025年3月には修理を終えた大釜で「初蒸し」が行われ、約1年3カ月ぶりに自社での酒造りが再開されました。歴史を繋ぐ酒造りへの執念を感じますね。

日吉酒造店(石川県輪島市)
輪島市の朝市通りに位置する日吉酒造店は、蔵の地下から汲み上げた日本海に最も近い井戸水で仕込む辛口の酒が特徴です。地震で建物の倒壊により9割もの在庫を失うという甚大な被害を受けました。それでも、元の場所での復活を目標に掲げ、多くの人々がその復興を応援しています。一日も早い再建を願わずにはいられません。

松波酒造(石川県能登町)
明治元年創業の松波酒造は、築150年以上の歴史ある酒蔵と店舗が全壊しました。しかし、地元での再建を目指し、他蔵での受託醸造を経てブランドを継続。震災から1年8カ月が経過した2025年9月には、酒蔵の跡地にトレーラーハウスの仮設店舗をオープンさせ、松波の地で営業を再開しています。その行動力と粘り強さに感動します。

飲んで応援!能登の「いま」を味わう特別な一本を🍶
今回の企画では、各蔵200本、合計1,000本がオリジナルラベルで販売される予定です。詳細は順次発表されますが、限定品となること間違いなし!
この企画は、能登官民連携復興センターが実施する「能登復興支援事業」の支援(助成)を受けており、吉川晃司さんと布袋寅泰さんのロックユニット「COMPLEX」からの寄附を契機に創設された「能登復興応援基金」も活用されています。多くの方々の想いが詰まったこの取り組みは、まさに官民一体となった復興支援の象徴と言えるでしょう。
「能登の酒を止めるな!」プロジェクト公式サイトはこちらです。
「飲むことが、応援になる。」この言葉の通り、能登の酒を味わうことは、被災地の復興への確かな一歩となります。能登の蔵元たちが心を込めて醸した、希望に満ちた一杯を、ぜひこの機会に手に取ってみてください。あなたの「飲んで応援」が、能登の未来を明るく照らす光となるはずです。✨